誰かが言っていることに納得できない時、
誰かと意見の食い違いが生じた時、
脊髄反射的にその相手を否定したり拒絶したりしてしまう人が多いように思う。
要は自分の考え、特に当たり前だと思っている考えと異なる意見が出たときに
何も考えずに拒絶してしまう。
なんなら敵視すらしてしまう。
すごく多い気がします。
他人なんだから当然考えも違うはずなのに、なぜかその時だけそれを忘れちゃう。
そんな人を見ると、勿体無いなぁっていつも感じてしまう。
相手の意見に納得しろというわけではなく、
なるほど、そういう意見もあるのねって思うだけ。
たったそれだけを思うだけで全然違う。
さらに言えば、自分とは違う考えを知ることが出来たんだからラッキーくらいに思いたい。
人ってそんな簡単に相手を敵視するような生き物じゃないと思ってる。
それなのに自分から拒絶して敵視して、結果相手からも敵視される。
自分が招いたことかもしれないのに相手が悪いとなってしまう。
すごーく勿体無い。
例えば、ある話の内容を下の画像に例えるならば、
自分には丸く穏やかに見えていてその見え方・考えを相手に伝えているのに、
相手からは予想もしない鋭く刺してくるような意見が戻ってくる。
は?
なんなの?
人がこんなに穏やかに優しくしてるのに
私が何か悪いことした?
意味わかんない
最悪
このパターン。
結構いる。
今まで出会ってきた人の中にもたくさんいる。
ここまで極端ではないにしても、敵視モード突入してしまう人。
でも実は相手にはさっきの画像がこう見えていて、ただそれを伝えただけかもしれない。
ただただ、見ている角度が違うだけ。
底の円を見ているか、横から円錐として見ているか。
物体だから角度って言っているけど、これを現実に戻すとしたら、
相手の
・性別
・年齢
・性格
・生活環境
・精神状態
挙げたらキリがないほど、たくさんの要因があって、その人の意見が形成されてる。
これだけでも同じ意見なんて生まれるハズがないことがわかると思う。
○○が好きっていう意見が一致したとしても、
ある人にとってはちょっと好き、でもある人は憎愛かもしれない。
絶対に同じ意見はなくて、そこにはその人の考えがある。
別に自分を否定したいから・拒絶したいから言っている人なんてそうそういない。
もし仮に、お互いが尖った円錐を見ていて対立しそうであれば違う角度を探して欲しい。
底から見れば円だし、なんなら真上から見ても円だから。
他人と意見が食い違った時、すぐに敵視しないで欲しい。
相手の思い・考えを聞いてあげて欲しい。
納得しなくてもいいから、まずはちゃんと相手から見た自分を見て欲しい。
運が良ければ違う見え方が出来るかもしれないから。
多分これが怒なしメガネをかけた世界
なかなかいいでしょ。
結構気に入ってる。
今回の一言:
それでも敵視してくる奴はいる!!ふぁっく!!!