みなさん、面接してますか?
わたし、人見知りのくせに面接は結構得意なんですよ。
今日は自分の経験を交え、採用面接における誰にでも出来る簡単なコツを書いてみようと思います。
面接に関する勉強をしたこともなければ書籍等も読んだことがないのでアテにならないかもしれませんがその点ご了承ください。
面接は面接先の最寄り駅からスタートと思え
本当は家を出発してからでもいいくらいですが、最悪面接先の最寄り駅からでもいいです。
何が言いたいかと言うと、意外と見られているということ。
面接官だけが自分の顔を知っていると思ったら大間違い、人事部や希望先部署などなど、意外と履歴書は見られているケースがあります。
見ていないとしても、あれ?あの人さっき駅で見かけたなと後から思われるかもしれません。
他人に迷惑の掛かるような歩きスマホ、歩きタバコ、大声で馬鹿話など、能力以前に人としての判断が少なからずくだされてしまうような振る舞いは控えましょう。
最寄り駅からがスタートです。
面接官だけが面接官ではない
受付のお姉さん、掃除のおばちゃんおじちゃん、面接室で待たされている時にお茶を出してくれるお姉さん、エレベーターで一緒になる人、廊下ですれ違う人、全てが面接官です。
いくら本来の面接官に好印象を与えたとしても、受付お姉さんやお茶出しお姉さんへの対応が適当だったりすると不採用となる可能性が上がります。
少なからず同じ能力の他人がいて、その人がお姉さんに素敵な対応をしていたらその人が採用され、あなたは不採用になるでしょう。
お局様とまでは言わずとも、女性って社内権力強いんですよ笑
全ての人を面接官だと思おう
面接時の心構え
面接は誰もが緊張するもの、ただ、心構え一つで結構落ち着けたりするんです。
「こう聞かれたらこう返そう」
「御社を選んだ理由はブツブツ」
こんな事を考えていたらリラックスも出来ないし表情も硬くなります。
wikiには面接とはこう説明があります。
面接の目的は、書類や筆記でのアンケートないしテストでは判断ができない人物像や能力・思想などを、実際に会って見極める事にある。
この「実際に会って」という事が重要なんです。
その人の能力なんかは職務履歴書等である程度は把握出来るし、良い大学を出てれば基礎力はあるんだなとか、資格を持っていれば相応の能力を持っているんだなと、別に会わなくてもある程度わかるものはあります。
会うことによる情報量ってものすごいんですよ。
- 写真ではわからない表情
- 体格や姿勢
- 声の大きさ、喋るスピード、間のとり方
- 人としての雰囲気
能力以外でもこんなにたくさんあります。
面接する側としては、能力はもちろん必要ですが、これから一緒に働く人をこの短い時間で選ばないといけないんです。
そうなってくると、まずは自分という人間をいかに伝えることが出来るかが採用を左右してきます。
それなのに先程の「こう聞かれたらこう返そう」などを考えていてはそれは人間を伝えているのではなく、ただただセリフを読んでいるだけになってしまいます。
自分という人間を伝えて採用されないのであれば、縁が無かったと思えばいいんです。
全ての人がその会社に縁があるわけじゃないし、いくら能力があったり人として優れていても合わない人は合わないですから。
面接は自分という人間を知ってもらう気持ちで臨もう
説明会での姿勢(面接時も)
採用面接の前に説明会のような「私の会社こんな会社ですよー」的な説明をしてくれるケースがあります。
私は今までアルバイトと中途正社員採用で1回ずつこれに出くわしたことがあります。
その日はあくまで説明であって特別何をするわけではなく、ただ、皆その会社に入りたくて来ている状況です。
説明を聞く側としてはただただ聞くだけですが、説明する側としては、将来一緒に働く予備軍が集まっているわけです。
視点を変えると大分違いますよね。
(視点を変えるお話はここでもしています。)
そうすると今まで書いてきたようにここでも見られているわけです。
説明を聞く態度や真剣さ、やる気、姿勢、全て見られているわけです。
どう聞けばいいか
これは面接時でも言えることですが、とにかく真剣に。
なんとなく聞いていたらこちらの情熱は伝わりません。
相手の説明に軽く頷いてもいいでしょう、メモを取ってもいいでしょう。(私は真剣な眼差しで頷いてメモも取っていました。)
相手にとっては1対多ですが、こちらからしたら1対1ですから。
見る人はちゃんと見ている
私は2回この形式の説明会の経験がありますが、説明会終わりに呼び出されてその日にそのまま次の面接に進むことが出来ました。
全くの未経験の職種(プログラマー)ながらその後内定まで頂きました。
給与面で残念ながらお断りすることになりましたが。
その時面接官の方に「一人だけ凄く真剣だったから、入社したい気持ちが出ていました」と言われました。
選ぶ側も真剣ですから、こちらも真剣にあるべきですね。
終わりに
さて、どうでしょう。
能力云々でもないし誰にでも出来るんじゃないでしょうか。
面接の指南書などにも書いてあったらこんなこと当然だよと笑い、これからの面接に挑んでください。
ただ、私はこれだけを意識して面接に臨み、望ましい結果を得てきました。
少しでもお役に立てていれば幸いです。
今回の一言
面接する側の視点に立ってみると見え方が変わってくるかと思います。
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