L'Arc〜en〜Ciel 50th L'Anniversary LIVE ライブレポート part2

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注意事項

※妄想全開・ネタ全開でお送りします50th L'Anniversary LIVEのライブレポートです。生暖かい目でご覧ください。

Part1を読んでいない方はそちらから読んでみてくださいね。

25年後のメンバーの年齢

なんと、小さなステージ中央にコタツが置いてあるではないか、何の変哲も無いただのコタツだ。さすがに周りのドエルもザワついている。私を含め普段はもうざわつく事などなくなってしまった年季が入ったドエル達だ。ファンの平均年齢はもう60歳を超えている。60、70、80は当たり前だ。
なんせメンバーがそうなのだから。
遅くなったが25年経ったメンバーの年齢を紹介しておこう。

Vocal hyde(72)
Bass tetsuya(71)
Guitar ken(72)
Drum yukihiro(72)

お、おじいちゃん…。

サブタイトル

実はまだ書いていなかったが今回のライブには＜50th L'Anniversary LIVE＞だけではなくサブタイトルが付いていた。そこを書かないことにはコタツの意味もわからないかもしれない。

＜50th L'Anniversary LIVE ～語り～＞

これだ、語りだ。ライブ名が発表になった時から25年後のSNS『脳波通信』でも話題になっていた。「え？もしかして今回は語りだけかの？」「まさかのトークショーじゃ？？」「とても楽しそうですね（まじウケる）」「でも語りも良さそうよね」こんなことを60歳を超えた全国の老人ドエルが脳波で語り合っていた。

会場入りしてコタツを見てまさか本当に語りライブだったとは、語りというくらいだから特別凄いセットではなく、アコースティック的な様相のシンプルなステージであろうことは予想はしていたもののさすがにコタツは斜め上だ。しかもこたつカバーがどう考えてもてっちゃんがデザインしたであろう色彩暴力で老人の弱った目を刺激してくる。しかし、いつも斜め上を行くラルクアンシエルらしさをここでも感じることが出来て嬉しく思う。25年経っても変わらず我々を驚かせ心を豊かにしてくれる、そんな彼らが大好きだ。

お茶会

開場から開演までは25年前を彷彿とさせるざわつきがそこらかしこに見ることが出来た。仲間の席まで行ってワイワイしていたり、当時は禁止されていた会場内での写真を撮ったり。写真を撮ると言っても今や瞬きするだけで撮影完了だ。さすがにこれは禁止には出来なかったらしい。ただひとつ違う事と言えば、会場内でのドリンクが皆昔のアルコールから日本茶に変わったくらいだろう。事前に発売した50周年グッズにもL'Ar湯呑みと急須アンシエルが加わり皆それを持参し簡単なお茶会を開いていた。おっと、仲間の席までの移動はもちろんラル杖だったことも付け加えておく。

そんなお茶会で絶えることのない昔話を楽しんでいるとアナウンスが流れてきた。

「はーい、お茶会を楽しんでいるおじいちゃんおばあちゃん、開演まであと15分ですよ、今から自席に戻ってください。頭は興奮していても身体は付いてきません、自分の年齢を考えてください。今すぐ自分の席に戻ってください。」
「今からトイレに行く方ははもう間に合いません、おむつをしているでしょうからそれで大丈夫です」

不思議とこんな事を言われてもライブ会場ではなんとも思わない、むしろ楽しくもある、まさにライブに来ているんだということを感じさせてくれるアナウンスだった。