注意事項
※妄想全開・ネタ全開でお送りします50th L'Anniversary LIVEのライブレポートです。生暖かい目でご覧ください。
※言葉遣いが行方不明な点もご了承ください。
※場面を想像しながらをオススメします。
Part1を読んでいない方はそちらから読んでみてくださいね。
恍惚とするファン
メンバーがステージから消え、まだ会場内にざわつきが少し残る中、スタッフによる放送が流れる
「それではここから20分間の休憩とさせていただきます。」
「お手洗いに関しては大変混み合うことが予想されますので45周年グッズから常時販売されている「おむつ安心得る」を着用の方はそのままご利用いただければと思います。」
オムツ~アン~シンエル…
思わず口からその言葉を発してしまった私をよそに、周りは席を立つ者、お茶を飲む者、そして恍惚とした表情をする者などで各々20分の休憩時間を過ごし始めていた。
なぜ恍惚としているのかはご想像にお任せしたい。
私はあいにく恍惚な表情をすることが出来なかったため、トイレの力を借り席に戻ることにした。
中央にあったコタツ
トイレを後にし、通路を歩いていると会場内からざわつく声や、中には叫び声まで聞こえてきた。
まだ20分経っていないハズなのにと時計を確認しながら会場に向けて走る、周りのお爺ちゃんお婆ちゃんも走る走る。
そして息を切らし会場に飛び込むと…
先程まで中央にあったコタツが消え、ドラムセットやアンプ、スピーカー、マイクスタンド、ギターにベースなどが設置されていた。
まだそこにはメンバーの姿は無く、スタッフがセッティングを行っている最中であったが、ファンのボルテージは上がるばかり。
「やっぱり語りだけじゃなかった!」
「ホントに語りだけかと思って不安だったけど良かった。゚(゚´Д`゚)゚。」
「ライブだもんこうじゃなくっちゃ!」
「み・な・ぎ・っ・て・き・た!!!」
「\はいどおおおおおおお/」
「\てづびゃああああああ/」
「\けんぢゃああああああ/」
「\びゅっぎいぃいいいい/」
ゆっきーに至ってはもう既に何かが飛び出たような歓声になっている。
柱
休憩開始から25分が経った頃だろうか、薄暗い照明により照らされていた会場内がまた暗闇へと誘われた。
5秒10秒30秒、長い…今回は暗闇の時間がとても長く、ステージが照らし出されるまでに1分は掛かったであろうか。
いや、期待感から長く感じただけなのかもしれないが…。
ステージ上に光が射し大歓声が上がるとそこには、虹色に輝く4つの光の筒が新・両国国技館を支えるかのように天井まで伸びていた。
光の筒により、メンバーの姿は見えない。
ファンは皆そのなんとも言えない幻想的な光景に声を失い、4本の柱に吸い込まれるようにただ見つめることしか出来ないでいた。
そして最初の音が鳴る…
part9へ続く
あとがき
「おむつ安心得る」
今回の一言
オムツ~アン~シンエル