20年。
気が付けばもうラルクアンシエルを好きになって20年以上。
全く音楽に興味のなかった小学生自体を過ごし…全くというのは語弊か、嘉門達夫の替え歌はCDレンタルしてカセットに焼いた思い出が笑
鼻から牛乳に大爆笑していた可愛い時代
中学に上がると仲良くなった友人が大の音楽好き。
まずこれ聴いてみろよ!と渡されたのが
・B'z
・サザン・オールスターズ
・ユニコーン
・ザ・ブルーハーツ
B'zだけはなぜか刺さらなかったけど、他3組は気に入り今でも相変わらず好きなアーティスト。
今と比べて音楽番組も多かった当時、いろんな音楽番組を観ては気に入ったアーティストのアルバムを買うような学生になる。
ちなみに初めて買ったアルバムは、ドリカムのDELICIOUS(1995年3月18日)
中学1年、この時まだラルクの存在は知らない。
中学2年になり、行動範囲も広がったのかカラオケに行きだす。
悲しいことに男子校、うん、全員男子で。
男だけでディズニーランド、沖縄旅行経験済み。
悲しき脱線。
中学2年まだ出会わない、まだラルクに出会わない。
なんなら女性にも出会わない。当分出会わない。
そして中学3年、ついに出会う。
もちろん、女性には出会わない。
いつものように学校帰りにいつものメンバー4人でカラオケに行き、
当然いつものように男だけ。
そして、メンバーで一番音痴なN君がついに歌う、ラルク。
『風にきえないで』
聖子ちゃんのセリフを借りればまさにビビビ
今まで聴いてきたどの音楽とも違う謎の感動を覚えたのを記憶してる。
でも、音痴。
それでも分かるかっこよさ、なんだろう。本当に不思議。
でも、音痴。
次に自分が歌う曲を探すのに必死でアーティスト名も曲名も見てなかった。
その時は「らるくあんしえる」っていうアーティスト名だけを覚えて帰った。
早くN君が歌ってた原曲が聴いてみたい!
らるくあんしえるってなんだよ!!誰よ!!!みたいな感じだった気がする。
次の日、近所の小さなCD屋さんに行く。
当時はネットなんてあるはずもなく、とりあえずCD屋さんに行く。
シングルじゃなくアルバムを探す。
「ら行」を探す
無い、いくら探しても無い。何度見てもない。
本当はそこにあったのに。
でもすぐには見つけられなかった。
そりゃそうだ、自分の中ではまさか「L」から始まるなんて思ってなかったから。
ずっと平仮名かカタカナの先入観だったから。
これやん!なにこれ!L'Arc-en-Ciel!表記が既にかっけぇ!!そんな第一印象。
小さなCD屋さんの一角で。
その時発売していたのが『DUNE』『Tierra』『heavenly』
…。
なんだこれ!ジャケットかっけぇ!!!
え、もしかしてこの『heavenly』のジャケットの人がボーカル?!??!?!まじか!!!!!!
え!!ていうか、女性ボーカル???????
え!!!外人さん?!??!?!??
一人パニクってた。
本当に小さなCD屋さんの一角で。
心を落ち着かせて、買う。
でも、お小遣い的に1枚しか買えない。
しかも、肝心の『風にきえないで』はどれにも入っていない。
『Tierra』でした。
理由は覚えていませんが、『Tierra』を買いました。
私とラルクアンシエルとの出会い
そんな出会いからもう21年。
21年前の自分に言いたい、
N君にはホント感謝しろよって。
そして、そのビビビと来た「らるくあんしえる」、お前がおっさんになっても活動してるぞって。
かっけーバンドになってるぞって。
今年4月、ちょうど1ヶ月後に東京ドームでラルク25周年ライブですね。
楽しみです。